おすしはミーハー

ジャニーズWESTとかそのときハマったものとか

アイナナーーーーーッ!!!【1-3部ざっくり感想】

※アイナナ1~3部のネタバレががっつりあるので、未プレイの方はご注意ください!

 

 

終えました…

「終えました!☆」じゃなくて「終えました…」のテンションになるしかなかった…

 

3部全体の不穏な空気に耐えられず、1章スポーツ組の「イエーイ!イエイイエイ!」のくだりの部分に何度も逃げるように戻ってしまうので、ストーリーがなかなか先に進まなかった。

苦しかった……面白かった…

 

みんなほんとにこの3部読んだ上で暮らしてるんですか?????

本当にすごくない????

私はめちゃくちゃ会社休んで一日中アイナナのツイートをしていたかった…できなかったけど…

 

3部を終えた直後に浮かんだ感想は「 絶望しかないわけじゃないけど希望しかないわけでもなかった」でした…人生では…?

 

今1-3部をざっと1周しただけなんで、たぶん伏線とかまだ分かってないんですけど、この1周目の感想を残しておきたいのでウダウダ書いていきます…ジャニオタゆえおそらくちょこちょこジャニーズの話もしてしまいます、すいません…

 

 ■曲、良すぎる

まあ、このツイートのまんまなんですけど…

 

あっと言わせるぞって曲とこれがこのグループの王道だぞって曲がそろっているのがもう~~~うらやましい。

 

だってブラホワで『MEMORiES MELODiES』とか、あんな希望にあふれてる曲歌われたらみんなアイドリッシュセブン応援しちゃうでしょ…!

何も知らない人も「おっ!爽やかなアイドルが出てきたな~」って好印象だし、昔から追ってる人は「こんな大舞台にたどり着いてもこれからのこと歌ってくれてる…」って号泣するでしょ…!!!

『DAYBREAK INTERLUDE』も、色々あってテレビからも消えてたTRIGGERがMOPでみんなの前に戻ってきたときにあんな強気でパワーアップした曲歌ったらすきになっちゃうでしょ!!!!

 

しかも作曲小室哲哉ってナ~~~~~~~~!!!!!!

 

そりゃ優勝するわ!!!!!!

 

TRIGGERを知らない人には「え、このアイドル知らないけど凄いな」っていう自己紹介になるし、知っている人には「TRIGGERが、根本は変わってないけどパワーアップしてる…!テレビで見れない間もあきらめてなかったんだ!」っていうのがイントロの時点でわかるじゃないですか!!!!

 

売り方がうまい…というかここぞというタイミングを逃さない…さすが姉鷺マネージャー…

 

で、音楽番組ではそういう新規開拓なものも歌うけど、それ以外の場だと、

例えば『Perfection Gimmick』はファンなら「ああ、次のステージに行くんだな」と思える曲になっているし、『Sakura Message』みたいなファンへの感謝ともいえるしっとりソングはデビュー後すぐじゃ歌えないものだからこそ沁みる…

 

そしてその『Sakura Message』みたいな「どちらかというとこれまでのファンに刺さりやすい曲」ではなく、アイドリッシュセブンのカラーが出ている『ナナツイロ REALiZE』をMOPで歌うところ~~~~!!!!!!

 

うまい!!!!!うまいぞ!!!!!!!!!!(偉そう)

 

1部で「カラーを決めるのが大事」といった和泉一織さんの方針と紡ちゃんのマネージメントが一致してそのまま進んでるんだな…アイドリッシュセブンはいつだって方向を見失ってなんかいない………

 

あとはタイアップ曲の「タイアップです」感がサイコー!!!

 

タイアップ先の映画出演者の千さんが映画タイトルの「mission」って歌詞を歌う感じがね…(あのパート歌ってるの千さんですよね…?)

ジャニーズもドラマ主題歌はその出演者がセンターになったりキメどころのパートを歌ったりするんですけど、まさにそれで興奮しました。

 

それからアイナナの曲はストーリー展開に沿った歌詞になっているのがアツい!!!『太陽のEsperanza』であんなクールなことした上に「汚れ切った瞳じゃ真実には気づけない」って歌うのかっっっっっっっっこよすぎませんか????

 

あの曲は普通に流しても格好いいのにストーリーのバックグラウンドがあって歌われてしまったらもう~~~~~……もう…

そういうミュージカル的な?演出はWESTとかにはできないことなので羨ましいです…フィクションだからこそできること…

 

■エンドロールあるのサイコーすぎる

 エンドロールだいすき芸人なので展開がどんなにハッピーでも鬱でも泣いちゃいます…

このソシャゲ(というかスマホオンラインゲーム)戦国時代にエンドロールは映える…

 

特に1部の「総合優勝者はRe:vale…」でフェードアウトさせながら入り込む『MEMORiES MELODiES』のめちゃくちゃかっこいいギターイントロ!!!!!!!

 

良!!!!!!!!!!!!!

 

映画か!?!?!?!?!

ゲームだった!!!!!

 

しかもあの次のTRIGGERの曲へのつなぎのかっこよさなんなんですか………

本当に映画のエンドロールじゃん………作中で印象に残った曲が流れて余韻に浸るやつじゃん…

 

わたしはTRIGGERの曲が終わった後に『MONSTER GENERARTiON』が流れてバーッとCDのジャケットが流れていくの見ると達成感と喪失感が大きすぎて普通に今見ても泣くんですけど(というか今隣で流しながら泣いてる)す、すごすぎませんか、どうすればいいんですかこの感動…デビュー曲がラストにフルで流れたら普通に泣くしかないよ…

 

■九条天さんがめちゃくちゃSHOW MUST GO ON

 

 

長々と語りすぎてもあれなのでできるだけさくっと語ります。

 

「弟が死にかけている時でも、TRIGGERのメンバーが死にかけている時でも、僕が死にかけている時でも。」

「君はステージに立っていてくれ。どんな事情があっても、絶対に、ステージを捨てないでくれ」

 

って九条鷹匡さんの言葉がめちゃくちゃShow must go onでジャニオタの自分に刺さってしまいました。

 

ジャニーさんが演出をした舞台はよく「Show must go on」って言葉が出てくるんですけど、これは必ずしも前向きで明るいだけの意味では出てこないんですよ…

 

例えば2016年の「JOHNNY’S ALLSTARS ISLAND」では、SexyZoneの佐藤勝利さんが「ショウリ」って自分の名前の役で「父親の不幸があっても舞台で勝利し続けなければならない」って泣き叫ぶみたいに言って、King&Princeの平野紫耀さんはまたもや「ショウ」っていう役名で「母親が病に臥せっていても舞台で歌って踊って笑顔を振りまいた」的なことを言ってるんです………

 

…いや、それがShow must go onだとしても…辛すぎませんか………

 

そしてそのたぶん実話であろうつらい話もエンタメとして舞台でセリフにしてしまうのがもう、もう、本当に凄まじいなと思ったんですが、九条鷹匡さんの狂気が垣間見えるようなセリフにその凄まじさが被ったんですよね…

 

九条鷹匡さんの言葉はゼロを突然失ったショックからなので、ジャニーさんの意図するところとまた背景は違うと思うんですけど、九条天さんに託すものの厳しさとジュニアたちが託されたShow must go onの厳しさは似ているというか…

 

厳しさというか、ショーに本気で挑むがゆえの冷徹さというか…

 

そしてそれに冷静に「はい」と答えた九条天さんはとっくにその覚悟があるんだろうなと思っていて、あ~~~~辛いけど絶対にファンを大切にしてくれるしだからこそ九条天さんを応援せずにはいられないんだよな………ってなりました…

 

でも九条天さん自身にもしあわせに…なってほしいし……TRIGGERならそれができるって信じているので…!

  

■折笠千斗~~~~!!!!!!!!

呼び捨てごめん!でも!名前が美しすぎる!フルネームで呼びたくなる!

声に出して読みたい日本語 折笠千斗!!!!

 

口癖が「そうね」はずるいし、声帯が立花慎之介さんなのはもう完敗でしかない…

なんてったって私はときメモgs3で設楽先輩を繰り返し攻略した女…

設楽先輩は放課後のデートで手のひら合わせるスチルが一番すきです……

 

あと音楽に対する愛がまっすぐで大きくて、惜しみなくその愛を注いでいるところがめちゃくちゃすきです………

めちゃくちゃ愛の人だな、と思います…

すきです……………(告白)

 

■ナギくん絶対に幸せになってくれ………

 会見をしたあたりからナギくんの社会的強者なとこがすき!とか思ってたけど浅はかだった…俺は、おれは…ナギくんのことを何も知らなかった……………

 

大字の話が出た時も、わたしは調べた上でどういう複線か全然わかってなかったから(ポンコツ)最後のあのシーンで悲鳴をあげてしまった。

 

そんな悲しい伏線は欲しくなかった………

 

晴れの日があるからそのうち雨も降るって『I WISH』でモー娘。も歌ってたけどこんなに雨降りますか???

 

個人的にナギくんの周りの幸せを祈る生き方とかアイドルとしてのスタイルにマリウス葉さんとか中島健人さんに近いものを感じているので、なおさら幸せになってもらわないと困る。

 

誰よりも優しい人たちは誰よりもしあわせであってほしい…

 

■七瀬陸さんがエモい

 どこのシーンか忘れちゃったんですけど「陸くん!」ってファンが叫ぶところで、ナナライで最後の挨拶を一人ずつした時に陸くんを呼ぶ声が一際大きかったのを思い出してしまいました。

 

ナナライの歓声の大きさが結構今でも印象に残っていて、センターだからっていうのもあるんですけどそれ以上に、会場みんなが七瀬陸さんを特別に思っていて、みんなが応援してるんだろうなっていう雰囲気があったんですよね。

 

で、ナナライの時は3部未プレイだったのでただただすごいなあって思うだけだったんですが、今になると「これが…七瀬陸さんの訴求力か……」っていうのがじわじわとわかってきてやばい。

 

あの訴求力は3次元になってもそのままだった…

 

 

あと、七瀬陸さんのTRIGGERを応援する気持ちにめちゃくちゃ泣かされてしまいました。

これはfriends dayの投票で1位になったTRIGGERの歌を歌う前に、陸くんが言った言葉に対してのツイートなんですけど…

 

「見ないふりをする側じゃなくて、笑う側じゃなくて、誰かを応援する側でいるために・・・・・」

「オレがどんなに弱くても、諦めるなって、がんばれって、優しく手を貸してくれた人たちみたいに!」

 

って言葉で、もう、大号泣でした。

泣いてるとき、頭の中にはジャニーズWESTが浮かんでました。

 

前にブログでも書いたんですけど、私は「もう消えたい」とか「どこかにいなくなりたい」とか考えていたような時にジャニーズWESTを知って、WESTに背中を押してもらえたから今の生活があって、アイドル追ったりブログ書いたりできているわけで、ジャニーズWESTが諦めるなって歌ってなかったら、そういうメッセージを届けてくれなかったら、私今どこでなにしてたのか、生きてたのかもわかんないなあと思ってるんですよね。…重いな!

 

でもそれくらいのひとたちだから、応援したいんだよなあと思っていたことを言い当てられたみたいで、もう号泣してしまった。

 

この言葉は七瀬陸さんからすればがっつり自分自身と九条天さんとの思いとかがバックにあるんですけど、でも私みたいに他の人がハッとするような言葉でもあって、そういう感情を揺さぶる言葉を言えるのが、やっぱり七瀬陸さんの強さなんだろうなあと思いました…

 

なんていうか、自分のエモをみんなのエモにできる、というか…

(ちなみにこのエモの還元はジャニーズジュニアのユニットであるLove-tuneも同じなんじゃないかと思っています。自分たちの「エモ」とファンの「エモ」を重ね合わせられるひとたちな気がする)

 

だからこそ恐ろしいとか言われるんだろうし、だからこそみんな惹かれちゃうんだろうなって思います。

 

 

 

 

 

言いたいことがまだまだあるんですけど(八乙女楽さんを前にするとモブの気持ちで「俺も俺の一流を生きるぜ…なあ、八乙女楽…」という語りかけたくなってしまうこととか)最後にめちゃくちゃ個人的なツイートを貼って終わります。

 

 

 友人の新しい一面すら見せてくれるアイナナ、ありがとう…

3周年もうすぐですね!たのしみです。