淳太くんはアイドル
中間淳太くんは、「Theアイドル」だと思う。
他のアイドルについて詳しくないので比較することはできないし比較するものでもないけど、彼を見ていると「ファンがあって自分がある」という意識を強く感じます。
個人的に、アイドルとはファンがいて初めて成り立つものだと思っています。
アーティストと呼ばれる人たちとアイドルとの違いはここにあると思っていて、
例えば俳優やミュージシャンならば、何かを演じたり奏でたりすることが仕事で、そこにファンの視線は必要ない。
いや必要ないというか、「ファンによって形成される」というのとは少し違うんじゃないかと感じています。うまく言えないけど。
ただ、アイドルは違う。
ファンが崇め、憧れ、応援する対象になるものが、アイドル。
極端に言ってしまえば、アイドルはファンに囲まれて初めて「アイドル」になるんじゃないかとすら思っています。極端すぎたかな。
少クラで手拍子や黄色い歓声に包まれる姿こそが、「Theアイドル」なんじゃないかなあと思うんです。
勿論、その「アイドル」の型から外れることで魅力が引き出される人たちもいますが。
そういう「アイドル」としての意識が、中間淳太くんはすごく強いような気がします。
ジュニアとしての下積み期間が長かったからか、それとも彼自身「アイドル」に夢や憧れを抱いているのか、理由はわからないけど、そう感じます。
例えばこの前のヒルナンデス!で奇跡のアラジンコスを見せてくれた時も、淳太くんは「ジャスミンが大好きなんで(要約)」とさりげなーく言ってくれてました。
ファンにしか分からない言葉。
でもファンには確実に伝えていく。
テレビの向こうからその発言を聞いたときは「うわー!ありがとうー!」と叫びたくなりました。なんだか、少しだけ距離が近づいたようにすら感じた。
そんな風に、ファンを大切にして、ファンと共に歩んでくれる淳太くんは、本当にアイドルなんだなあと感じます。
いやまあ実際アイドルなんですけど、個性豊かなアイドルが受け入れられるこの時代で、淳太くんは序盤で挙げたような「Theアイドル」の在り方を実践してくれていると思うんです。
この先淳太くんのアイドル像がどんなふうになっていくのか、変わっていくのかこの姿勢を貫くのか、なんだか今からたのしみです。偉そうに色々言っちゃったけど、本当にたのしみ。
ジャニーズWESTをすきになった話
気持ちの入り具合がヤバいのでなんかすごいポエムってかクサい文章になってしまうかもしれないです。
今年の夏、7月の半ば。
ジャニーズWESTをすきになりました。
アイドルにハマるのはデビュー当時のおジャンプ様を応援して以来なので、およそ10年ぶりにジャニーズにハマったことになります。
元々WEST自体には良い印象があって、特に去年のリトラクリスマスSPなんかでは「この人たちこんなに歌って踊れて面白いの!?すごいなあ!」と思っていました。
そこからズドーンとハマるに至ったきっかけは、歌番組で『人生は素晴らしい』を歌う彼らを見たこと。
ちょっと個人的な話になるんですけど、このときわたしはいろいろとうまく行かないことが重なっていたんですね。
周りが羨ましくて、自分が情けなくて、支えてきてくれていた人たちに申し訳なくて…そういうダメな自分を他人に見せたくなくて、もうほとんど引きこもりみたいな日々を過ごしていました。
そんな時、何気なくつけていたテレビから『人生は素晴らしい』が聞こえてきました。
初めはジャニーズWESTの衣装に「なんか随分若作りだな笑」とか思ってたんですけど、気が付けば、見入ってました。
“生きてゆくことの半分は 壁にぶち当たるばかりだ”
“残された半分は それを乗り越えてゆくためだ”
“ひとつ、ひとつ あきらめずにためらわずに行け!”
“未来とは七不思議 信じれば叶う夢”
このあたりの歌詞に涙が止まらなくて、何よりこういうファイトソングを笑顔で、本当に心から笑っているような、笑いだしたくてたまらないから笑っているような表情で歌う彼らに、鬱々としていた気持ちが晴れていくのを感じました。
なんでこの人たちはこんなに笑えるんだろう。
なんでこの人たちの歌はこんなに力強いんだろう。
なんでこの人たちはこんなにワクワクさせてくれるんだろう。
どんどん、どんどん引き込まれて行って、いつの間にか、ファンになっていました。
「てっぺんを目指す」と公言してその言葉の通りにひとつひとつ夢に近づいていっているジャニーズWEST。
彼らの歌う姿に励まされながら、わたしも引きこもりみたいなネガティブな日々を止めて、また頑張ることが出来ています。
しんどい時には、彼らのラジオやコンサートのMCで笑って元気をもらったり、気合が足りていないときには、ストイックに努力し続ける彼らを見てやる気を出したり。
本当に彼らから、頑張るためのエネルギーをもらっています。
ジャニーズWESTの魅力は、関西色バリバリの面白さと王道アイドル感を両立させているところ。
それから、目標をひとつひとつ口にして、いつでも現状に満足しないで上を目指し続ける姿勢にあると思います。
アイドルだから夢も与えてくれるけど、現実は夢だけじゃのし上がってはいけないことも教えてくれて、それでも夢を見て努力しようという気持ちを与えてくれるひとたち。
「大丈夫だよ、そのままでいいよ」じゃなくて「お前ならもっと行ける!」って鼓舞してくれるところがすきです。
それは、きっと彼ら自身が自分の可能性を信じてひたむきに走り続けているからこそ伝わるものだと思う。
正直、わたしは「そのままでいいよ」っていうメッセージの方が好きだったし、おそらく世の中的にもその考え方が広まっていると思うんですけど、そういう雰囲気の中で「お前なら(自分たちなら)もっと行ける!」を体現してくれるジャニーズWESTはすごく新鮮に感じられました。
ギラギラすることの大切さを、久しぶりに思い出した。
そういうジャニーズWESTだから、ドーム公演を決めたり、個人の仕事が増えたりしている今の彼らを見ていると、どんどんわたしも頑張ろうと思わされます。
確かに遠くなったような気はするけど、でも、それがどうしようもなく嬉しいんです。
どんどんWESTが遠くへ行ってくれるから、高みを目指してくれるから、わたしもわたしで頑張ろうと思える。
これからもきっと、ジャニーズWESTを追い続けます。
彼らがどんなふうに葛藤して、成長して、見たことのない景色を見せてくれるのか、それが楽しみだから。
彼らを追っていけば、自分自身も変われるような気がするから。