『映画刀剣乱舞』がめちゃくちゃ好き!!!!!!
映画刀剣乱舞、観ました!!!!!
サイコーでした!!!!!!
4回観たけどまた観たい!無限に観たい!!!!!!
興奮を抑えられないので感想書きます!!!
※ここからネタバレになるのでまだ見てない人はご注意ください※
■顔が良い!!!
映画刀剣乱舞はサイコーだった部分がいっぱいあるんですけど、まずもう顔が良い!
顔が良い!!
顔が良い!!!
圧倒的顔の良さ。
当然良いところは顔だけじゃないんだけど、4回見ても顔が良すぎて「顔が良い…」しか言えない。
だって顔が良いから…
特に、川辺のシーンで薬研が「俺も爺さんのことはよく知らない」的なことを言って空を仰ぐシーンの美しさ!!!!!
美しすぎる人間が美しすぎる角度で動いたらあんな大変なことになるのか…というシーンだった…首元の空き具合と仰け反るときの喉のラインがもう、なに?美…
■お芝居の面白さを知った
今まで2.5次元に触れたことが無かったうえ、とうらぶのゲームはかれこれ4年プレイしていてキャラクターのイメージが出来上がってしまっていたので、初めは実写映画に対して不安な気持ちもあったんですが、全くの!杞憂でした。
似せるのと演じるのって違うんだな…と初めて知りました…
キャラに似せるのではなくて、その魂レベルのものを自分に落とし込んでいるという感じがしました。
ガワだけ整えるのではなくて、内面からそのキャラクターを捉えていたような。
だから「あー似せてるけどまあ、二次元のイラストとはやっぱり違うよね…」とはならなかった。スッと受け入れられたし物語に入りこめた。
そして内面から捉えたものを演じることによって、仕草とかほんの少しの目線に、その役者自身の姿も見えてくるような気がしました。
こう、役者の生き様が見えてくるというか…
廣瀬智紀さんも雑誌で、50%は設定通りに役作りをして、あとは自分の捉えた鶯丸を見せた的なことを言っていて、なるほどねー!となりました。
役者の解釈したキャラクターの生き様を見せているから、そこで役柄と役者が重なるんだな。
「この役者さんはそう捉えたのね」っていう見方ができるし、「そういう捉え方もありか!」っていう発見もあって楽しい。
俳優オタクの人ってこういう喜びを味わってたんでしょうか…
早く教えて欲しかった。めちゃくちゃたのしいじゃないですか!
もっともっといろんなお芝居を観たい!ってなっちゃうじゃないですか…!
で、こういうのはアイドルも似ていて、わたしは彼らの歌とかダンスとか綺麗な容姿も見ているけど、それ以上にキラキラ輝く彼らの生き様を見ているところがあるので、これはドルオタにも刺さりますわ…と思いました。
というか、えっ、ねえ〜〜〜〜鈴木拡樹さんが笑う時、片側の頬だけあがるのずるくないですか??????
あんなのみんな見惚れてしまいますよね????
イラストじゃどんな風に顔の筋肉を動かしてどんな癖があるのかなんてわからないじゃないですか…
この本丸の三日月宗近はそうやって笑うのか…生きてるんだな…俺もお前も…みたいな気持ちに………なってしまった…
これは鈴木拡樹さん自身の癖なのか、あれすらも作りこんでいたのかはわからないのですが、ああいう人間特有の癖が良い歪みになって人間らしさを出していたのでサイコーでした。
あの歪みがあったから織田信長と対峙しても違和感がなかったというか、三日月の存在感を重くさせていたというか…
そういう歪みを見せながらの演技の掛け合いがめちゃくちゃ面白かった。
安土城で織田信長に「俺をここから連れ出せ」と言われた時の「…なりませぬ」の「…」部分に見えた一瞬の苦悩の目が良すぎでした。
そのあと「宗近!」って言われたときは少し怯んだようになるけど、決心したように一層目を強めるところが「ああ、この人神様なんだよなあ」と思えるんですよね。
絶対にそこは揺らがないんだよなあっていう。そこは人間らしい歪みとは違う目をしていて。
それで、その神様らしさが見えたことで、それまで天下人として三日月よりも上の力関係にあった信長が子供みたいに見えてくるんですよね。
そこでようやく信長も人でしかないことがわかる。
で、そこからの「わしも人ぞ」「だからこそあなたを守る」みたいな会話ですよ!!!!
神様と人の違いが見せつけられてしまうし、人にはおよそ抱えきれないだろう神様の愛の大きさも見えてしまうじゃないですか…ハーーーー…天才では…?
そしてこのシーンの間三日月と宗近はほとんど動かず、カメラワークもほぼ動きがないわけですよ、えーーー良すぎる…
それからボロボロの三日月宗近の姿もサイコーでした…
正直あのシーンのために映画館に通ってるところもあります。
本丸に仲間を強制送還したときの、優しい瞳からの刀への目の切り替わりが気が狂うほどすきです。
ちょっと獣じみていて、それがまた骨喰に言った「刀も守りたいものを見失うと獣になってしまう」的なセリフを思い出してしまって良きでした…
刀剣男士は、獣とのぎりぎりのところにいる存在なんだな…っていう…
そんな三日月も審神者の前では表情がコロコロ変わるっていうのが可愛すぎますよね。
目の動きが可愛い。
そして「よいあるじをもった」っていう時の目が本当にそう思ってるんだなあって語っていてじんとしました。わたしも審神者4年目なので…(突然の夢女子的視点)
もう鈴木拡樹さんのことこれ以上追うとやばい(口座が)と思ってるのに指が勝手に"鈴木拡樹"で検索してしまう こわい たのしい イエーイ!
あと同じような人間らしさだと、鶯丸がカステラ食べてお茶飲んだあとちょっと喋った音が濁るところがめちゃくちゃすきです。
人間だ!?ってなる。
食べたあとはそういう音になるよね…生きてるもんね…
でもそんなの、今まで全然観たことも考えたこともなかったから…へへ…
あと最後の審神者と遊ぶシーンで、顔を隠すように笑う山姥切くんが生きててサイコーでした…そうか…確かに山姥切はあっけらかんと笑わないよね…すごい…
秀吉と信長の目が笑ってない感じもとてもトップに立つ人らしい威圧感があってよかったです。
■刀剣乱舞だからこそのストーリーがうれしい
織田信長の死の真相について、その説得材料として刀剣男士自身を持ってきてくれたのがすごくうれしかった。
そもそも刀剣男士は人間とかかわってきた歴史を持っていて、その記憶や感情が刀剣男士を形作っているっていう、彼らのアイデンティティを活かしてくれた。
ただ単に刀剣男士が戦うだけの話にするんじゃなくて、刀剣男士だからこそのストーリーだったっていうのがもう…オタクとしてうれしいんですよ…親的な気持ちで…
■上映後のざわめきが楽しい
初めて見たのが公開2日後くらいだったんですが、終わった後めちゃくちゃざわついていて面白かったです。
もうみんな混乱してるし喜んでるし笑ってるし、何?みたいな状況で楽しかった。
そのあと公開後3週目に見ても同じくらいにざわついていて楽しかったです。
別に映画関係者でもないのにニヤニヤしてしまう。
初回はわたしも誰かと観ていたらワイワイ語りたかったんですが、ひとりだったのでそうもできず、放心状態でふらふらとそのままアニメイトに行きました…
そしたら刀剣乱舞フェアやってて危うくグッズ買い占めそうになってしまった。
やり方がうまい…
■エンドロールへの入り方がはちゃめちゃに好き
エンドロールの入り方がとんでもなくすきです。
本当に好き。
この部分が見たくて禁断症状が出ている部分もあるくらいには好き。
「よきかな、よきかな」のおなじみの三日月の決め台詞のあとに出てくる「継承」の文字でなるほど〜ってなったら流れ出す布袋寅泰神の痺れるギター!!!!
クゥーーー!!!!!!!(いまほんとにクゥーーーって声を出しながら打った)
これポケモンBWの殿堂入り後の演出が好きな人はみんな好きだと思うから刀剣乱舞知らない人にも見てほしい。
あれなので。
あれくらいの、いやあれ以上の?痺れが来るので!!!!
元々この曲が流れる予告が格好良かったから映画館行くのを決めたんですよ…
エンドロールでしか流れないのかよ!と思ったし映像つかないのかよ!と思ったけどそれがいいんですよね…
それまでの戦いとか苦悩とかを見て「はあ終わった…いい話でしたね…」って思ったところをあの強いギターでハッとさせられる!みたいな…
つまり最後に見せたいものがあの曲みたいな格好よさってことじゃないですか、えー格好いい…戦闘力上がる…
その上がった戦闘力で「絶対にこの映画をヒットさせてやるからな…お金はないけど………」みたいな闘争心が出てきてしまってすぐに次のチケット取っちゃうし、各種雑誌買うし、上映終了する映画館が出てきたら「なに上映終了しようとしてんだ!?おおん!?!?!」みたいな気持ちが沸き起こってきてしまう…
■ありがとう刀剣乱舞…
地球が滅亡する日まで上映し続けてほしいけどさすがにそうはいかないだろうから、せめてできる限り長く上映していてほしい…!
なんていうか、原作をリスペクトしたうえでプロが本気出して新たな面白さを届けてくれたっていう、そのこと自体がうれしくてうれしくてたまらないです。
大好きなコンテンツがこうやってどんどん大きくなってくれるのがうれしい!!!
ありがとう映画刀剣乱舞!
サイコーで最強の映画だ!!!